トップアスリート×47都道府県

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トップアスリート×47都道府県(茨城) クレー射撃 中山由起枝

両親や娘、コーチ 多くの人に支えられて大舞台に立ちます。

「感謝」を忘れずにと母から教わりました。

今年は、オリンピックを目指してちょうど15年の節目です。両親や娘、コーチ、たくさんの人に支えられて、世界の舞台に立つことができます。小さい頃から、母親に「感謝の気持ちを忘れずに」と言われて育ちました。ロンドン五輪も支えてくれた多くの人への感謝を胸に挑みたいです。今回、娘は応援団長としてロンドン入りしてくれるので、とても心強く思っています。
ロンドン五輪は、3度目のオリンピックです。1度目のシドニーは、クレー射撃を始めて、競技人生3年目で出場。若さだけが武器でした(笑)。2度目の五輪・北京は、結婚・出産を経て環境が大きく変化した中での出場でした。娘には、寂しい思いや我慢もさせてきたので、気持ちに報いたい一心でした。今回は、また特別な大会になると思います。
目標は、北京オリンピックの女子トラップで4位の成績を上回ること。メダルの色にはこだわりません。結果は後からついてきますから。これまで、勝ちも負けもたくさん経験してきました。すべて私の持ち味として大舞台で生かしたいです。

力を十分発揮するため 低年齢から競技人生を

練習場は、栃木県栃木市にあるニッコー栃木綜合射撃場。茨城には、笠間市に今年1月に新しい機械が導入された茨城県猟銃者研修センターがあります。
選手たちが力を発揮するためには、何よりも練習環境を整えるのが大切ですが、クレー射撃の場合は、低年齢で競技人生をスタートできる環境づくりが必要だと思います。日本では、競技として銃の所持が許可される年齢は20歳。そのためジュニアの時期がないので、その分経験値が少なくて、国際舞台に立つのはどうしても不利になります。
クレー射撃は、まだまだマイナーなスポーツです。銃を構えると「武器」としてのイメージが強い。今後、人材育成を進め、競技人口を増やし、メジャースポーツとして確立していきたいです。
強い選手を育てるには、いいスタッフや良き指導者を発掘し、茨城に招くことが一番だと思います。優秀な指導者たちは、東京や埼玉に集中しているのが現状です。魅力ある指導者がいたら、進学や就職で県外に出たとしても、茨城に戻って来ると思いますから。

中山 由起枝なかやま ゆきえ

1979年生まれ。結城市在住。埼玉栄高校卒業後、日立建機に入社。シドニーオリンピック・北京オリンピック代表。2010年アジア競技大会(広州)で金メダルを獲得。

茨城県内のtoto助成事例

足腰の負担軽減 より快適なコートへ

牛久運動公園テニスコート地域スポーツ施設整備助成

晴天の下、会話を弾ませながらプレーを楽しむテニス愛好家たち

整備によって、より快適になったテニスコート

ひたち野うしく駅から徒歩15分。住宅地の中にある緑豊かな都市公園・牛久運動公園。約15万平方メートルの広々とした敷地内に、体育館、ドーム型のプール、テニスコートなどがあり、各種スポーツ活動や市民の健康づくりの拠点となっています。
公園内にある10面のテニスコートは、平成22年度にスポーツ振興くじ(toto)助成を受けて、ハードコートから人工芝へ。また摩耗が激しかった人工芝のコートは、張り替えが行われ、より快適に整備されました。

クッション性・安心高まり年間利用者5000人増加

工事によって、コートのクッション性が高くなり、利用者たちの足腰の負担が軽減されました。また小雨時でも、滑らずに安心してプレーできるようになったため、年間利用者も約5000人増えました。
「牛久市では、スポーツ健康都市宣言をしています。生涯にわたって、市民がスポーツに親しめるよう、よりよい環境づくりを進めていきたいです」(同市教育委員会社会体育課)。
同市田宮町の小野木清光さん(73)は「10年来通っていますが、非常に快適になり、仲間と楽しくテニスを楽しんでいます」と喜んでいました。

誰もが参加できる地域密着型のクラブ

NPO石岡総合スポーツクラブ総合型地域スポーツクラブ活動助成

ラグビースクールのメンバーたち

ラグビーの練習場「昭和シェルグラウンド」

2005年に設立された地域密着型のスポーツクラブ「NPO石岡総合スポーツクラブ」。年齢や競技レベルに関係なく、誰もが気軽に参加できます。会員は、石岡市内在住者など120人。種目は、ラグビー、テニス、バドミントン、エプロン状のクロスをラケット替わりにする新感覚スポーツ「フリンゴ」の4つです。
ラグビーは、昭和シェルグラウンド(同市南台)を練習場に月4回行われ、幼稚園児から小学6年生まで約40人が参加しています。グラウンド使用料やラグビーボールの買い替えは、平成23年度、スポーツ振興くじ(toto)助成を受けました。

天然芝が敷かれた練習場で子どもたちは楽しくプレー

「やわらかな天然芝が敷かれたグラウンドで、子どもたちに楽しくプレーさせられます」とコーチの黒沢祐士さんは喜んでいます。また、ラグビーボールは年間40個が新品となりました。手で持つ分だけすぐに滑りやすくなるため、入れ替えにより、子どもたちはパスも素早くキャッチ。快適に練習できるようになりました。
総合スポーツクラブ設立から早7年。「石岡市のスポーツ情報発信基地として、より活動を充実させていきたいです」(同クラブ事務局)。