トップアスリート×47都道府県

その他

トップアスリート×47都道府県(岐阜) ホッケー 三浦恵子

地元・岐阜でのホッケーとの出会いが私の人生を変えました。

恩師の厳しい練習が私を育ててくれました

私がホッケーと出会ったのは高校一年生の時。最初にやったのがゴルフのようにスティックでボールを打つ「ヒット」という練習でした。中学時代にソフトボールをしていたこともあり、自分でも気持ちがいいぐらい強いボールが打てた。「楽しそうだな」。そう感じたのが競技を始めたきっかけでした。
ただ、顧問の安田先生の練習は本当に厳しかった。「なんでホッケーを始めたんだろう」と後悔したぐらい(笑)。でも、今の自分があるのは地元でホッケーと出会えたおかげ。大学時代には日本代表にも選ばれ、その後はオリンピック出場を目指して競技を続けてきました。
シドニー五輪の予選で敗退し、目標を失いかけていた時、恩師である安田先生が日本代表監督に就任。そこで「一緒にオリンピックに出よう」と言われました。私もこの言葉で覚悟を決めました。あのしんどい練習に耐えようと(笑)。安田先生の練習はとにかく走る。私たちは岐阜女子商で経験済みでしたけど、他の代表選手は「陸上部か!」と驚いていました。最初はみんなイヤだと言っていましたね。でも練習を続けるうちに、徐々に結果が出てきました。「この人を信じればアテネに行ける」。みんながそう思い、厳しい練習を耐え抜いた結果、晴れてアテネ五輪出場を果たしました。

スポーツの活性化には結果を残すことが大事

アテネ五輪は8位入賞。これを受け、北京五輪では十分な準備をして臨みましたが、結果は10位。残念でした。スポーツは結果が大事。ホッケーを盛り上げるためにも、メダルを取ることが重要だと痛感しました。
岐阜県はホッケーのメッカです。専用スタジアムもあり、地域のサポートも充実していますので、女子サッカーのように選手が結果を残せば、もっと注目されるし環境も変わるはずです。だから私たち選手はもっと頑張らないといけない。現在、社会貢献活動の一環としてスポーツ教室を開催していますが、小さな子どもたちにせっかくホッケーの楽しさを伝えても、地元に帰ってホッケーを始める場所がないのが実情です。ホッケーが盛んな国では、地域に専用コートがあり、休日には子どもから大人まで気軽にホッケーを楽しんでいます。そんな環境をつくるためにも、地元の方々の応援を力に変えて、ホッケーをさらに盛り上げていきたいと思います。

三浦 恵子みうら けいこ

岐阜市出身。岐阜女子商(現・岐阜各務野高)でホッケーをはじめ、女子日本代表として長年にわたり活躍。04年アテネ五輪では主将として8位入賞に貢献。08年の北京五輪でも副主将を務めた。

岐阜県内のtoto助成事例

地元小学校でスポーツイベントを開催

NPO法人ごうどスポーツクラブスポーツ団体スポーツ活動助成(マイクロバスの設置)

多彩なサークルや教室を開催。毎日のように通う人も

昨年10月に導入された29人乗りのマイクロバス

NPO法人ごうどスポーツクラブは、「スポーツで人づくり・まちづくり」を基本理念に掲げ、平成15年2月に設立されました。既存の町民体育館を活用し、野球、サッカー、バレーボールなどのスポーツ教室やサークル活動、各種イベントなどを主催。学校の部活動や民間のスポーツクラブなどとは違った新しい地域のスポーツコミュニティーの場として広く浸透し、その会員数は2062名にのぼります。(5月25日現在)。

子どもたちが楽しみながらスポーツに親しむ場を創出

スポーツ振興くじ(toto)助成金は、子どもたちが参加するイベントのレクリエーション遊具の購入代金などに活用。岐阜経済大学の学生が市内の小学校を訪問し、地域の子どもたちと交流するレクリエーションスポーツイベントの開催にも役立てられています。「多い時には15名ほどの児童が参加し、笑顔でスポーツを楽しんでいますね」と理事の笠木里志さん。また、助成金を活用して29人乗りのマイクロバスも導入。地元の6団体が遠征や合宿の際の交通手段として利用するほか、同クラブが主催するイベントでも活躍しています。

子どもがのびのび遊べる芝生の校庭が完成

瑞穂市立生津小学校地域スポーツ施設整備助成

「芝生はとっても気持ちいい」と子どもたちも大満足

約4190平方メートルの美しい芝生のグラウンド

瑞穂市立生津小学校では、昭和54年の開校以来、児童の健康な土踏まずの形成や自然とのふれあいを目的に、午前・午後の休憩時間に校庭ではだしで遊ぶ「はだしの生活」という活動を続けています。今年も6月4日にはじまり、9月22日の「スポーツフェスティバル」まで実施される予定です。

砂ぼこりが少なくなり熱い夏場でも快適な校庭に

スポーツ振興くじ(toto)助成を活用したグラウンド芝生化事業は平成22年度からはじまり、同年6月には児童や教職員、保護者が協力してポット苗の芝生を定植しました。芝生の管理はボランティアで組織された校庭芝生化協力会が担当。養生期間がなく損傷が激しいことから、毎年のように補植事業を実施するほか、定期的に芝刈りや除草、施肥なども行うようにしています。
「芝生化したことで、砂ぼこりが大幅に減っただけでなく、夏場の気温上昇が抑えられ、より快適にグラウンドが使えるようになりました」と話す堀晃順教頭。また、土にくらべて雨上がりの水はけが良くなり、児童が校庭で遊べる機会もぐっと増えたといいます。