トップアスリート×47都道府県

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トップアスリート×47都道府県(岡山) サッカー 宮間あや

サッカーの魅力って『最高の仲間』と強敵に挑み倒すこと。

子どもたちに大きな夢を贈りたい

サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」は、今夏、最大の目標・ロンドンオリンピックに挑みます。主将として必ずピッチに立ち、金メダルを日本に持ち帰りたい。五輪は日本女子サッカーの将来を左右する大事な試合ですし、その覚悟です。
小学1年からサッカーを始めました。ポジションは中盤のMFで、各選手の動きを見ながらゲームを組み立てます。コーナーキックやフリーキック、そして前の選手へのパス…ドリブル、キックの精度を上げるため、昨日より今日の方が、と懸命に練習します。練習こそが、技術を高めてくれるからです。
昨年のワールドカップでは、念願の初優勝に輝きました。世界チャンピオンとして臨む五輪。実力のあるチームばかりで、W杯より何倍も厳しい戦いになります。これからの合宿や試合を通して技術や戦術を磨き、気持ちを高め、さらに強いチームに進化しなければ…。五輪ではW杯の栄冠は忘れ、チャレンジャーとして一戦一戦を勝ち抜きます。そして、支えてくれた多くの人、特に私たちに続く子どもたちに大きな夢や感動、勇気を贈りたい―。

多くの人に支えられ存分にプレーできる

いま、女子サッカーは最高の盛り上がりを見せています。岡山湯郷ベルのホーム、岡山県美作ラグビー・サッカー場(美作市)には3000人を超すファンが駆けつけてくれます。2001年のクラブ発足以来、地域の人や県内外からの観客、会場整理のボランティアなど多くの人に支えられてきたおかげで、今があり、サッカーを存分に楽しむことができます。
岡山湯郷ベルの下部組織では高校、中学、小学生約100人が活動し、岡山県内の中学、高校でもサッカー部が相次ぎ誕生するなど、女子サッカーのすそ野は確実に広がっています。彼女らには一生懸命練習し、サッカーを楽しんでほしい。私たちももっともっと上手になって、岡山湯郷ベルを日本一にし、支えてくれた皆さんと感動と喜びを分かち合いたいと思っています。
サッカーはチームプレー。誰も一人では目指すところにたどり着けません。だから最高の仲間とともに力を磨き、思いを一つにして相手にぶつかっていく、そのことによって豊かな人間に成長できるのが、サッカーの魅力だと思います。多くの子どもたちに素晴らしさを伝えたい。そのためにも常に必死のプレーを心がけています。

宮間 あやみやま あや

2001年、岡山湯郷ベル発足と同時に入団。09年から2シーズン、米国プロリーグでプレー。11年の女子ワールドカップに出場、日本の初優勝に大きく貢献。千葉県出身。

岡山県内のtoto助成事例

洋芝導入で好条件のサッカー場に

岡山市(神崎山公園陸上競技場)地域スポーツ施設整備助成

洋芝導入でJリーガーの要求に耐えるコンディションを獲得

ファジアーノ岡山が練習に使用

ファジアーノ岡山のJ1昇格を後押し

神崎山公園陸上競技場(岡山市東区)は1999年に開場した、岡山市が整備した初の第三種公認陸上競技場。インフィールドは2006年から、サッカーJ2ファジアーノ岡山なども練習場として使用している。
スポーツ振興くじ(toto)助成を受けた同競技場では、インフィールド約7千平方メートルで、状態の悪くなった和芝(エルトロ系)を成長が早く状態のリカバリーが容易な洋芝(ティフトン系)に張り替えた。
岡山市の市民局スポーツ振興課・菅野賢郎課長補佐は「全国のサッカー場の芝はティフトンが主流。ファジアーノに各地のスタジアムと同じコンディションで練習してもらうことで、少しでもJ1昇格を目指すチームの応援になればと考えた。また、将来的に県内サッカーチームや他の陸上競技で使用されるようになれば、さらに岡山のスポーツ振興に大きな力となってくれると期待している。toto助成は応募から実施までが迅速で、素早い対応に感激した」と話している。

スポーツを通して地域の絆を結ぶ

岡山県美咲町・柵原星の里スポレク倶楽部総合型地域スポーツクラブ活動助成

田んぼでバレーボールなど楽しむ「どろんこ運動会」

スポレク柵原を支えるマネジャーたち

会員のアイデア生かし多種多様な教室やサークル

「みんなで楽しく!」を合言葉に2005年、地域住民の手でつくられた総合型地域スポーツクラブ・柵原星の里スポレク倶楽部(愛称・スポレク柵原)。スポーツ振興くじ(toto)助成を受け、子どもからお年寄りまでが気軽にスポーツを楽しめる環境づくりに努めている。会員らのアイデアを反映してつくられた教室・サークルは多種多様。自分たちにあったリズムで活動が継続できるように工夫を重ねてきた。また、どろんこ運動会やキャンプなどのイベントも繰り広げ、会員以外の地域住民も楽しめると好評だ。表田実典代表は「スポーツを通して地域の絆が深まっている。地域のみんなでスポレク柵原を盛りたてていこうという機運の高まりを感じる」と話す。
常駐のマネジャー2人は、運営を支える大きな存在。ほとんどのスタッフは仕事を持ち、夕方からの参加が多い。しかし、常勤マネジャーが事務局にいることで、会員らが気軽に立ち寄り、教室の日程調整やイベント準備などがスムーズにいっているという。