スポーツ振興助成活動紹介

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toto助成金交付式レポート

平成27年度の助成金額は約161億円

独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は2015年7月13日、toto助成金交付式を開催しました。toto助成金交付式は、スポーツ振興事業助成を受ける団体やアスリートに交付認定証を授与する式典として、2012年(平成24年)から毎年行われています。平成27年度にはスポーツ団体、地方公共団体に合わせて2,384件、アスリートに346件、合計160億6074万1000円の助成金を交付することになりました。
(参考:平成27年度交付対象事業一
http://www.jpnsport.go.jp/sinko//tabid/155/Default.aspx)

式典の冒頭では、主催者を代表して、JSC理事長の河野一郎がtotoによる助成の交付概要とその成果について、次のように説明しました。

「totoは平成26年度に過去最高の売上、1107億円を記録することができました。平成27年度のスポーツ振興くじの助成の概要は、グラウンドの芝生化をはじめとする地域のスポーツ施設整備に60億円、総合型地域スポーツクラブの育成をはじめとした地域スポーツに25億円、アスリートの育成や国際競技大会の開催等、競技力向上に67億円、東日本大震災の被災地において行われるスポーツ活動に9億円となっております。この配分は都道府県の隅々にまで行き渡り、地域のスポーツと競技団体の活動に大きく寄与させていただいていると思っております。日本スポーツ振興センターは、スポーツを通じて子どもたちや若者が夢を持てる国、日本を目指していきたいと思います」

トップアスリートたちの言葉

なお、式典には、6〜7月におこなわれたFIFA女子ワールドカップ カナダ2015で準優勝に輝いたサッカー女子日本代表“なでしこジャパン”のメンバー10名をはじめ、世界での活躍が著しいトップアスリート26名にご出席いただき、totoによる助成への感謝の想いや、選手としての今後の抱負などを次のように語っていただきました。

宮間あや選手(サッカー)
「日頃からご支援ありがとうございます。私たちが競技を頑張ることはもちろん、女子サッカーも男子のようにスポーツ振興や助成の力になっていけるように頑張っていきたいと思います」

伊藤美誠選手(卓球)
「いつもご支援いただき、ありがとうございます。リオデジャネイロオリンピックで出場を目指して、東京オリンピックで優勝できるように頑張ります」

伊調馨選手(レスリング)
「いつもご支援、ご声援、ありがとうございます。レスリング競技はたくさんの人に期待されている競技です。リオ、東京に向けてまたメダル獲得を目指して頑張ります」

葛西紀明選手(スキー)
「合宿やトレーニング、試合等に活動できるのも多くの支援のおかげだと思っています。素晴らしいご支援をいただき、ありがとうございます。僕は40歳を超えましたけれども、まだまだ頑張って、次の平昌オリンピックでは金メダルを目指して頑張ります」

小笠原歩選手(カーリング)
「カーリングは決してメジャー競技とはいえず、資金繰りが難しい競技です。助成をいただけることをたいへん嬉しく思うと同時に、大切に使わせていただきます。
2018年の平昌オリンピックで、冬季競技選手である私たちが活躍することによって、2020年東京オリンピックに弾みをつけたいと思います」

上記コメントをご紹介した5選手のほか、下記21選手が交付式にご出席くださいました。

サッカー       福元美穂選手
           川澄奈穂美選手
           岩清水梓選手
           鮫島彩選手
           大儀見優季選手
           有吉佐織選手
           宇津木瑠美選手
           菅澤優衣香選手
           熊谷紗希選手
卓球         平野美宇選手
           石川梨良選手
ウエイトリフティング 三宅宏実選手
カーリング      小野寺佳歩選手
柔道         中村美里選手
水泳         今井月選手
スノーボード     竹内智香選手
スケート       宮原知子選手
体操         寺本明日香選手
バレーボール     宮部藍梨選手
フェンシング     西藤俊哉選手
レスリング      田南部夢叶選手

交付を受ける団体から約200名が出席

また、平成27年度の助成を受ける団体のうち、全国の地方公共団体より26団体47名、スポーツ団体より79団体146名の方々にご出席いただきました。各団体を代表して、長野県白馬村・下川正剛村長、日本体育協会・張富士夫会長、日本オリンピック委員会・竹田恆和会長、日本障がい者スポーツ協会・鳥原光憲会長、日本サッカー協会・大仁邦彌会長、日本アンチ・ドーピング機構・鈴木秀典会長、ラグビーワールドカップ2019組織委員会・御手洗冨士夫会長がご登壇し、交付認定証を受け取りました。

助成を受ける団体を代表して、ラグビーワールドカップ2019組織委員会・御手洗冨士夫会長は、「2019年のラグビーワールドカップ日本開催に向け、確固たる財源の獲得という点につきまして、toto助成金をいただきましたことはまさに干天の慈雨ともいえるようなものであります。大事に、大切に使っていきたいと思います」と述べました。

ご来賓の方々より

最後に、ご出席された来賓の方々からいただいたご挨拶を紹介します。totoによる助成の意義と今後のスポーツ振興事業に対する期待が、次のように述べられました。

丹羽秀樹 文部科学副大臣
「本年10月にはスポーツ庁が、文部科学省の外局として発足いたします。スポーツ振興施策のさらなる充実、スポーツによる健康増進や地域活性化、国際的地位の向上等を図り、スポーツ施策を総合的、立体的に推進して参ります。スポーツが広く国民の皆様にとって、より一層身近なものとなりますことを心より祈念申し上げます」

遠藤利明 東京オリンピック・パラリンピック大臣
「2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2019年のラグビーワールドカップ、さらに多くの大会あるいは選手の活動に、totoが大きく寄与していただけると期待しております。2020年は日本のスポーツ界の終着点ではありません。スポーツの持つ力で、子どもたちがしっかり育ち、世界に日本の力を発信できる世の中になってほしいと願っております」

河村建夫 衆議院議員 スポーツ議員連盟会長代行
「totoの売上が昨年度、1100億円を超えたということに、法案提出者の一人として感激の思いをいたしております。toto助成は平成14年以来、約999億円交付されており、そのほか約639億円が国庫に納付されています。今後は、これまで以上にスポーツそのものに使えるようにしていきたいと考えております」

森喜朗 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長

「助成をいただいているスポーツ界を代表して、日本スポーツ振興センターさん、くじの対象となるサッカー界のみなさんにお礼を申し上げます。ありがとうございます。平成14年にtoto助成金が交付されるようになって以来、全国のグラウンドの芝生化、プールその他スポーツ施設の整備等がおこなわれました。そのおかげで今や、小さな小さな子どもたちまでが、オリンピックの選手になるのだと、ものすごい情熱を向けて頑張っています。totoには今後も、より幅広くスポーツ界を支えてくださいますよう、お願い申し上げます」