トップアスリート×47都道府県

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トップアスリート×47都道府県(京都) トライアスロン 上田藍

4年間目指した夢舞台もいよいよ本番 やるからには一番を。

トライアスロンは欲張りな競技

私は幼い頃からスポーツが大好きで、やるからには一番を目指したいという強い思いをもってきました。トライアスロンに打ち込む今では、目指す頂点はやはり五輪。4年に一度の大会で勝つ難しさもありますが、同時にチャレンジのしがいも感じています。
初出場の北京大会では、克服すべき課題がはっきりしたので、4年後は見ていろよという気持ちで努力してきました。今回は昨年8月に代表の内定をいただいたので、自分の勝ちパターンを作るため、課題にじっくり向き合えました。本番へ向け大きな手ごたえを感じています。
過酷と思われがちなトライアスロンですが、私は、スイムも、バイクも、ランも楽しめる欲張りな競技だと思っています。三種目の総合で争うわけですが、選手によって得意種目が違う。各々が自分の弱点を長所で補いつつ戦略を組み立てるのです。どう勝ちパターンへとつなげてゆくのか。果てしなくおもしろいスポーツです。

鴨川べりを走った経験が私のタフさの原点

この競技を知ったのは、子どもの頃。とても楽しそうだなというのが第一印象です。その後、中学で水泳部、高校では陸上部に所属しましたが、思うような結果がついてきませんでした。そんなとき自転車部の競技用自転車を貸してもらいました。水泳、陸上の経験を加えて、トライアスロンをやれと、後押しされているような気持ちになりました。そして出場した大会で優勝した時、自分がやってきたことが認められたようでとてもうれしかったのです。
私が育った京都は、スポーツをする環境に恵まれたところです。町の近くに山や川があり、すぐにスポーツにうちこめます。私は、自らをタフだと思っていますが、そのタフさのコアは、暑い鴨川べりを何度も走って鍛えあげた経験です。また子どもの頃から、本格的な競技会―例えば大文字駅伝などに出場できるチャンスがあります。加えて、全国女子駅伝や高校駅伝では、選手たちが家のすぐそばを駆け抜ける。生でアスリートたちの戦う姿に接することができ、自分には大きな刺激でした。
今は、なかなか京都へ帰れませんが、戻ればいつでも「藍ちゃん、おかえり」と、多くの人に声をかけてもらえます。そんな京都の人たちに、ロンドンで自分の頑張っている姿をみせたい。一番いい色のメダルを持ち帰って、みなさんに報告できたらいいですね。

上田 藍うえだ あい

1983年生まれ。シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター所属。京都市出身。加茂川中学では水泳部、洛北高校では陸上部に所属。高校3年の夏に初参戦した大会で優勝し、トライアスロンの道に進む。北京五輪は17位。

京都府内のtoto助成事例

海辺に広がる開放的な天然芝の校庭

網野北小学校地域スポーツ施設整備助成

天然芝の上を走り回る児童たち


外で遊ぶ子どもが明らかに増えました

京丹後市立網野北小学校は、日本海に面し、松林を含む約4万平方メートルの校地を有する、自然に恵まれた小学校です。平成22年にスポーツ振興くじ(toto)助成を受けて屋外運動場を天然芝生化しました。
体育の授業等での使用だけでなく、休み時間にも児童たちが裸足でかけまわったりするなど、従来の土のグラウンドであったときに比べて、外で遊ぶ機会が明らかに増えました。天然芝のグラウンドでは寝そべったり、前回りをしたりすることができるので、遊びの中で児童の体の動かし方、使い方の幅も広がってきました。また海辺の学校であるため風が強いのですが、潮風に砂ほこりが舞い上がることもなくなるなど、環境面でも良い影響がありました。
グラウンドは地域にも開放していて、主に地元のサッカークラブなどが使用しています。また、一昨年には地域の町民運動会にも使用。地域住民の方からも「天然芝の上を走るのは気持ちが良い」「環境がよくなった」といった声をいただいています。

誰もが気軽にスポーツを楽しめる場所

NPO法人 東宇治スポーツクラブ総合型地域スポーツクラブ活動助成


親子体操教室では、親子で体を動かす楽しみを感じてもらう

地域のスポーツ振興のネットワークが拡がる

気軽に運動がしたい・気持ちよく汗を流したい・今まで運動したくてもなかなか出来なかった、といった方がスポーツを楽しめる場所を。東宇治スポーツクラブは地域交流の場所作りなど地域密着型のスポーツクラブとして誕生しました。宇治市内の公共施設を中心に、親子体操教室から中学生のホッケー部、シニア向けボウリング教室など、あらゆる年代に向けて20種類以上の教室を年間を通して開催しています。
すべての教室に必ず指導者がつくので、高齢の方や運動の苦手な方、子どもを預けるご両親まで一人でも安心して参加できる、スポーツを通して友人ができるきっかけになった、という声をいただきます。また、種目を超えて、地域の指導者同士のネットワークができることで、地域全体の情報共有の場となっています。
地元の大学生と連携して子どもが遊びの中で運動に親しむための教室なども開催しています。スポーツ振興くじ(toto)助成のおかげで、より地域に密着した事業が実施できるようになりました。