インタビュー
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インタビュー
小学6年時の作文を9年後に実現 女子卓球界エースの目標達成術とは(2/2)
卓球 伊藤美誠選手
見る者の想像を超える「面白い卓球」に見る「私らしさ」
小さな子どもから高齢者まで幅広い年齢層に親しまれる卓球だが、2歳でラケットを握ったという伊藤選手はどこに魅力を感じているのだろうか。
「卓球の魅力は、試合の中でミスの多かった動きが自然な反応の中でできるようになったり、少しずつ自分の成長が感じられたりするところ。その時はやっぱり楽しいし、面白いし、ワクワクしてくるんですよね。『このスポーツは凄いな』とも感じて、やり甲斐や生きがいにも繋がります。もちろん、練習をしていて上手くいかないこともありますが、そんな時でも笑って乗り越えられるようになったと思います」
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東京オリンピックで3種類のメダルを獲得し、9年越しの目標を達成した今は「また違った目標がある」と話す。それは見ている人を驚かせるような「面白い卓球をすること」だ。
「皆さんの想像を超える卓球ができると、私自身も面白いし、見ている方々も面白い。そこに私らしさがあるように思うので、面白い卓球で勝ちにいける時はすごく楽しいです」
さらに多くの人に卓球の魅力を知ってもらうためにも、しばらくは「面白い卓球」を追究する道を歩むようだ。
「オリンピックのような大きな目標を目指すのではなく、今はいろいろな選手と試合をすることが楽しみ。できるだけ多くの選手と試合をするために、目の前の試合を勝ちにいく感じです。そうすれば、今まで見たことがないような面白い卓球をできる可能性も広がりますから。まずは、勝ちまくる。そういう目標があるので楽しいです」
天真爛漫な“美誠スマイル”を浮かべながら、新たな目標について語る伊藤選手。勝ちまくるその過程では、どんな面白い卓球で見る者をアッと驚かせてくれるのか、楽しみにしておこう。
(当記事は2022年2月に新型コロナウイルス感染症対策を行った上で取材・撮影を行いました。)
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伊藤 美誠いとう みま(スターツ所属)
2000年10月21日、静岡県生まれ。2歳から卓球を始めると、小学生から全日本選手権(バンビの部、カブの部)で優勝するなど頭角を現した。2012年からITTFワールドツアーに参戦し、2015年のドイツオープンでは女子シングルスで史上最年少記録となる14歳152日で優勝。翌年のリオデジャネイロオリンピックでは女子団体で史上最年少記録となる15歳300日で銅メダルを獲得。2019年の全日本選手権大会では女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスで女子史上初となる2年連続3冠を達成した。2021年の東京オリンピックでは混合ダブルスで金、女子団体で銀、女子シングルスで銅と3つのメダルを獲得したことが記憶に新しい。
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